2011/03/12

ディルクス!

・ω・)ノシ
さて、今回はまたもやNAINAにやってきました。
ディナー営業中、思ったよりも空いています。これなら落ち着いて寛げそうです。

食事はトマト・スープから。
見た目はややクリーミーそう。飲んだ印象もほぼ見た目の通り。驚いたことにくどくありません。そして、意外と舌触りはサラサラしています。辛さはありませんが、体が温まります。さすがスープ。
んまい!
キューブ・トースト・サラダ。(写真撮り忘れ)
トーストと名前にあるので食パンを焼いたトーストが入っていると思いこんでいた一品ですが、この場合は温める事を指すようです。
サラダの美味しいインド料理店があまり無い記憶があるだけに、ココのサラダ類は手が込んでいて美味しいから、嬉しくなります。
んま~♪

事前予約しておいた焼き物、チキン・ディルクス(これは興奮して写真撮り忘れorz)
…なぬ!?オーナーシェフには「美味しかったパンジャーブチキン、もう1回お願いしたいです!」とお伝えしてあったのですが…これは!?

私の心配など、この料理の前では赤子も同然。「美味しいことが正義!」とどなたかが仰せで、まさにその通り。ホールチキンと思しきものを3つに切り分け、丁寧にスパイスを配合したソースに漬込んで。表面カラリとするようにタンドールで焼いてあるようです。肉質のもっちりムニムニ具合が堪りません。そして、この匂いと味。タンドーリ・チキンとアフガニ・チキンを足して2で割ったような。うまく形容できませんが、後から後からジリジリと刺激がやって来ます。唇の裏側がちょっと痺れるような感覚です。この刺激さえもが楽しい!というと…「オマエ、Mじゃね?」とご指摘受けそう。
んめぇぇえ!!
予想していた物とは異なる物の、素晴らしい焼き物を頂けるとは~。ありがたや。

もう1つ、事前予約でのみ頂ける焼き物を。
レシミ・カバブ。おお!?おおおー!!
前回よりもヴィジュアルが大幅に強化され、美しいです。鳥の巣のようなものは飴細工。獅子のたてがみのように金色に輝いています。カラメルの、ちょっと焦げた部分も美味しいんですよね~♪
鶏肉に乗せてもよし、そのまま食べてもよし。甘すぎないのが嬉しいところ。そして鶏肉。語弊あるかもしれませんが、サッパリしたささみチーズのようです。マイルドさもあり、チキン・ディルクスとは好対照な味に仕上がっています。
んま過ぎるー!!
この金色の極細繊維、実は仕込むのがかなり大変。厨房からガタガタ大きな音がしたので覗いてみたら。シェフ二人がかりでこしらえていました。
フライパンにあるカラメル(粘度ある液状)をオーナーシェフが何度も引っ張り。この様子を拝むことが出来るとは!

焼き物ですっかりテンション上がってしまいましたが、忘れずにカレーも。複数人だと、色々と注文できて、皆さんでシェアできるので…より深く料理を楽しめますね。食べながら「コレとコレ、合わせてみ?美味しいよ」とか、自分では考えなかった食べ合わせを味わうこともできます。

マトン・ド・ピアジャ。
中辛です。ともすれば油っこくて完食するのがツラいこともあるこのカレー、NAINAであれば安心です。
油は使ってありますが、胃にのし掛かるような重さはありません。何だろう、時折無性に欲しくなる味だと思います。

パラク・パニール。
これは辛さノーマル。自家製パニールを崩して、雪のように散らしてあります。手抜き一切無しの青菜ペーストだから質感、土臭さもバッチリです。そこに、反則であろう自家製パニールが入るので…不味い訳がない!
バトゥーラを合わせると驚異的な美味しさです。くそぅ…もっと早くに、揚げパンと組合わせてイケるカレーを知っておきたかったorz
チキン・ベンガン。
これは辛口。でも、シェフの寛大な慈悲が込められていて、私がソロで頂くときよりは辛さ控えめ。
茄子と鶏肉のコンボがスパイシーな刺激&匂いを纏うと、もう止められません。ランチセットで頂くものでも十分なのですが、やはりディナー。より良い仕上りです。

どれもこれもが、めっちゃ旨い~!!
バスナティライスとバトゥーラがあっという間に無くなります。

それぞれのカレーの辛さを変えたこと、特にパラク・パニールを辛くしなかったことが良かったと思います。味や匂いに変化を付けることができました☆

締めにはカブリ・ナーン。
もうNAINAでもお約束となって参りました(ノ∀`)タハー
ディナー版はランチ版よりも生地フカフカ。中身もしっとりさが若干上がっているように思います。
これとラム酒(マクダウェル)を一緒に頂くと…あぁ…幸せ過ぎる
トリップできます(←待て

そして、フィニー(キール)。
私はカブリナーンを2切れ頂いたので、これはご一緒頂いた方々に召し上がって頂きました。

焼き物でクライマックスかと思われましたが、いやはやどうして。その昂揚したテンションはカレーを頂く間も続くのでした。
今回はお客さんがほとんど居なかった幸運もあったと思いますが、オーナーシェフ含めシェフ3人の精緻な技巧を具現化した料理の数々を堪能させて頂きました。

平日の遅い時間からでしたのに川崎までおいで頂いた方々、ご一緒させて頂けて嬉しかったです。有難うございましたm(_ _)m

なお江戸川さんの記事:『ネイナ川崎/トマトスープ、チキン・ディルクスその他

ホームメイド式のアルゴビ~♪
【NAINA インドレストラン】

場所:川崎市幸区中幸町4-49
営業時間:11時~15時、17時~22時(L.O.)
定休日:年末年始のみ
連絡先:044-541-1234

2 件のコメント:

  1. おかげさまで贅沢三昧してしまいました。
    珍しい料理も色々で気分も盛り上がり大変面白い一夜となりました。

    (^o^)ノ <チキン・ベンガンは辛くない方が美味しいとおもうのですが。却下でしょうか。

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  2. なお江戸川さんへ

    この時も大変お世話になり、誠に有難うございました。
    お楽しみ頂けたようで、企画のし甲斐がありました☆

    >チキン・ベンガン
    辛くない方が他のスパイスの匂いを楽しめると思います。
    でも、刺激が無いと、少なくとも私は食べた気が致しません。せめて中辛以上であって欲しいです☆

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